小規模公共施設管理システム構築
施設の位置検索から点検・整備・補償処理、行政文書出力までをつなぐWeb GISプロジェクトです。Vue・OpenLayersの画面とSpring Bootの業務APIを担当しました。
- 役割
- 開発2チーム · フロントエンド・バックエンド開発:Web GIS、業務API、文書生成
- 技術
公開運用画面
運用画面の記録
課題とアプローチ
施設管理には位置・属性だけでなく、点検、整備計画、工事、補償の履歴も必要です。地図で施設を見つけた後に関連業務を続けられるよう、Web GISと行政業務画面を接続しました。担当範囲は画面の状態管理と地図操作、業務API、文書生成です。
フロントエンド主要開発
• Vue 3、TypeScript、Vite、Piniaでメニュー構成、読み込み・選択状態、施設・点検・整備計画・工事・補償の業務フローを実装 • OpenLayers 8と社内GISモジュールでWMS/WFSレイヤー、施設形状の照会・編集、ズーム・範囲選択、ロードビュー、地物情報、距離・面積計測、断面解析を実装 • 2分割地図とスワイプ比較、レイヤーツリー、CQLフィルター、透過度、ミニマップ、地図印刷の状態を制御 • Element Plusによる入力・検証UI、Axios API連携、EChartsダッシュボード、HWP・Excel・PDFダウンロードを実装
バックエンド主要開発
• Java 8・Spring Boot 2.7のController–Service APIとMyBatis・PostgreSQLで施設、点検・リスク、中期計画、工事、土地損失、補償の永続化を実装 • 施設形状・属性履歴、状態変更、年度別事業量・費用集計、ダッシュボード、複合補償記録をトランザクションで処理 • Spring Security・OAuth2認証、ユーザー・権限・アクセス履歴管理、KRAS・K-Geo・MapStudio連携 • Apache POI、hwplib、iTextによるExcel・HWP・PDFテンプレート出力、画像挿入、文書結合、ファイルアップロード/ダウンロードAPIを実装
稼働画面で確認した機能
• 全体表示、ズーム、範囲ズーム、表示履歴、全領域表示などの地図ナビゲーション • ロードビューと地物情報による選択地点の現場情報確認 • 距離・面積計測、断面解析、リセット • 水平分割、スワイプ比較、レイヤー比較・制御設定 • 地図印刷、地図・住所・種別・状態による施設検索と登録 • 整備計画の仕様、優先順位、年度別事業量、費用管理 • 工事、土地損失、補償の業務画面 • 施設、整備計画、危険施設のダッシュボード • 資料室での安全点検・リスク評価報告書管理
要件で定義された範囲
ユーザー、権限、アクセス履歴、施設形状と属性履歴、地籍・土地台帳などの空間連携、安全点検と危険指定、中期・実施計画と帳票出力、緊急・委任・行政業務、外部システム連携とモバイル利用を含みます。追加協議が必要な項目は別途管理しました。
この開発で得た経験
地図操作、状態管理、ドメインAPI、トランザクション、文書出力を一つの業務フローとして実装する経験を積みました。画面の要件をデータ処理と出力形式まで追って実装したことが中心です。開発2チームでの担当範囲を記録しており、初期設計やシステム全体を単独で担当したという意味ではありません。